モンスタースポーツのコンプリートカー「スイフトスポーツ(zc33s)」のカスタムパーツを紹介

みなさんはモンスタースポーツというメーカーをご存知でしょうか。

某エナジードリンクのような名称ですが、元は「SUZUKI SPORT Racing」というブランドで展開していましたが、株式会社タジマモーターコーポレーションと吸収統合して今のブランド名「モンスタースポーツ」になりました。

実を言うとこのブランド名に惹かれてモンスタースポーツのスイスポ(通称モンスポ)を調べるキッカケになりました。

そんなモンスタースポーツのコンプリートカーですがカスタム度合いによって価格も大きく変わる為、内容次第で大分違う仕上がりになります。

松竹梅で表すなら筆者のモンスポは梅ランクに当たるライトチューンになりますが、そこからプラスαで追加パーツを依頼して取り付けてもらいました。

先ずは筆者のモンスポ購入時のスペックをご覧ください。

スイフトスポーツ zc33s(2型セーフティパッケージ)
・ECUチューン(180馬力仕様)、NGKレーシングプラグ8番
・sp-X デュアルストリートマフラー
・LXtune スプリング
・ブレーキパッド type-S1
・フレームブレースフロント、センター
・スポーツドライビングクラッチペダル、ペダルカバー、フットレスト
・シフトノブ Cタイプ
・ウィンドエアロバイザー
以下追加取り付けパーツ依頼
・TMスクエア デュアルコアLSD
・SWK VSCキャンセラー
・Defiブースト計(A1)&コントロールユニット、ピラーメーターフード
・カーナビ
・ETC
以上がショップ依頼時の仕様ですが馬力&トルクアップに対しての足回りがダウンサスのみなので少々心細い印象を受けると思います。
車高調も考えたのですが追加パーツが多すぎて予算的に厳しくなり、しばらくはモンロー製の純正足とモンスター製スプリングで楽しませてもらうことにしました。
それではここから各カスタムパーツを紹介していきます。
※筆者は過去にノーマルzc33s(足回り重視カスタム)に乗っていた為、記事内では比較対象として「初代スイスポ」で度々登場します。

ECUチューン/NGKレーシングプラグ8番

モンスポのECUチューンは2通りあり、ほぼノーマル仕様でもECUチューンを行える「N1-A」とモンスターのマフラーとエアインテークキット装着必須の「N1-B」があります。

筆者のモンスポはマフラーのみ交換していたのでN1-A仕様のECUチューンとなります。今思うとエアインテークも依頼してどうせなら「N1-B」仕様のモンスポにすれば良かったなと少し後悔してます。

初代スイスポの純正ECUは低速トルクに全振りされている影響なのか、アクセルを踏むとドカンとくるような感覚でした。対してECUチューンはアクセルのレスポンスが非常にリニアになった為、アクセルをゆっくり開ければドカンといかない分、マイルドな乗り味に感じます。

ですが、高回転域までしっかり回るので純正との違いがわかりやすく体感できます。もちろんサーキットや高速道路で踏み込みこめば180馬力&トルク30kgm前後の凄まじいパワーが体感できるでしょう。

ただし、デメリットとして当然ではありますが初代スイスポより燃費が1〜2kmほど落ちるので、よく遠征する人にとってはお財布のダメージが大きくなります。

sp-X デュアルストリートマフラー

低回転域では割と控えめですが2500〜3000回転を超えてくるとズッシリとした重低音のサウンドがしっかりと聴こえます。

純正マフラーの時にはなかった体に響く音はスポーツカーとしての満足感を与えてくれます。

リアピースのみの交換となるので排気効率ならデュアルスポーツマフラーの方が上ですが、価格も倍以上するのでお手頃価格で排気効率をそこそこアップしたいのであればデュアルストリートマフラーはおすすめです。

MONSTER SPORT Sp-X デュアルストリートマフラー スイフトスポーツ[4BA-ZC33S/CBA-ZC33S]用 241590-7650M
4.5

LXtune スプリング

バネレートはフロント2.6k/リア2.8kと低めに設定されており、乗り心地を重視しているセッティングです。

純正車高より最大25mm下がりますがそれでも指が3本入るくらいの隙間があり、上げすぎず下げすぎない中間の車高になります。正直純正車高がSUVかよってくらい高いのでこれを純正車高と呼んでも良いのではないかと思うレベルです。

乗り心地は純正とあまり変わらないので、よくあるバネレートが高くて突き上げがひどいということはありません。しかしサーキットではコーナリング時のロールは抑えきれないのでかなり沈み込んでしまいます。

ダウンサスと比較するのは少し違うかもしれませんが、参考までに初代スイスポの車高調「BLITZ ZZ-R」もそこまでバネレートは高くないけどロールを結構抑えられていたんだなと改めて実感しました。

サーキットをバリバリ走る人にはあまりおすすめできませんが、とりあえず手頃にローダウンしたい方ならダウンサスは一つの手段となるでしょう。

MONSTER SPORT MONSTER LXtuneスプリング スイフトスポーツ [ZC33S]用 520500-7650M
4.0

ブレーキパッド Type-S1

ブレーキパッドは2種類あり、ストリート重視でノーマルより少しだけ制動力を上げたType-S1と、サーキット重視で制動力は高いけどブレーキ鳴きダストが多くなるType-S2があります。筆者は前者であるストリート重視のType-S1です。

制動力はType-S2には劣りますが、Type-S1でもサーキットを走った時はしっかりと制動力を発揮してくれましたし、不安は感じませんでした。

初代スイスポではサーキットを走る事を話したらショップの店員さんに紹介された「WINMAX AC1」を入れてましたが、サーキット仕様というだけあってブレーキ鳴きやダストがひどく、ホイールの掃除は大変でしたし車載動画撮影時にブレーキ鳴き音がガンガン入り込んでしまって苦労しました。

毎週のようにサーキットに行く人であればブレーキの制動力は大事ですが、筆者のように半年に1回走る程度の場合はストリート重視のパッドで十分だと感じました。

MONSTER SPORT ブレーキパッド Type-S1/フロント/スイフトスポーツ[ZC33S/ZC32S]/スイフト[ZC13S/ZC43S/Z#53S/Z#83S]他 411140-7650M
4.0

フレームブレースフロント、センター

初めから装着されていた剛性パーツですが、剛性パーツ自体初めて装着したので正直違いがわかりませんでした。

フロア下の開口部を繋いで補強しているパーツなので、そこそこ効果はあると思いますが筆者のような初心者レベルでは難しいですね。初代スイスポよりステアリングを切った時の反応が少しリニアに感じる…ような気もしますが気のせいかもしれません。。

剛性パーツはフロア下から上の順に固めていくと良い感じに仕上がると聞いたことがあるので、フレームブレースは今後の補強の下準備と思えば順番的には妥当だったと感じます。

MONSTER SPORT フレームブレース フロント スイフトスポーツ[ZC33S] 用 753100-7650M
4.0

MONSTER SPORT フレームブレース センター スイフトスポーツ[ZC33S] / スイフト[ZC13S/ZC43S/ZC53S/ZC83S]FF車用 754100-7650M
4.0

スポーツドライビングクラッチペダル、ペダルカバー、フットレスト

ペダルカバーは足元のペダル類が赤一色でレーシーな見た目となり、ドライブのモチベーションを上げてくれます。

純正クラッチペダルは遊び幅が大きい分、踏み出す位置も高いので足を踏み込む際の動かし幅が大きくなってしまい、サーキットに限らず足に疲労が溜まりやすいです。そこで遊びを少なくするようペダルレイアウトを変更したのがスポーツドライビングクラッチペダルです。

さらにフットレストを追加することにより足を置く位置が高くなる為、左足を少し右に動かすだけでクラッチペダルを踏むことができるので、よりスムーズでクイックなクラッチ操作が可能となります。

フットレストは足を置く位置が変わるので最初こそ違和感はありますが、慣れてしまえば楽に感じます。

MONSTER SPORT スポーツドライビングクラッチペダル スイフトスポーツ[ZC33S] / スイフト[ZC83S]用 846500-7650M
5.0

MONSTER SPORT スポーツドライビングペダルカバー スイフトスポーツ[ZC33] MT車用 レッドアルマイト 849521-7650M
5.0

MONSTER SPORT スポーツフットレスト レッド スイフトスポーツ[ZC33S]/スイフト[ZC83S]用 842570-7650M
5.0

シフトノブ Cタイプ

見た目はシンプルな球体型の形状となっており、ブラック/ホワイトの2色あります。初めはシフトブーツの色に合わせてブラックにしようかと思いましたが、経年劣化で色褪せそうな気がしたのでホワイトを選びました。

純正シフトノブより軽量化されている事から素早いシフトワークを行えますが、デメリットとしてシフトチェンジの際に少し力が必要になります。他の方も言われているように2速の入りは結構力が必要となりますが、慣れれば特に問題ありません。

ミッションオイル交換でも結構変わりますが、それでも重く感じるようであれば筋トレをするのも一つの手かもしれませんね(笑)

MONSTER SPORT モンスターシフトノブCタイプ M12×P1.25 球型 白 φ=47mm h=51.5mm スイフトスポーツ[ZC33S] 831126-7650M
4.5

ウィンドエアロバイザー

空力を考慮したデザインとなっており、車内の空気循環を効率良くさせて換気に優れているようです。

純正バイザーよりも見た目もかっこよくて個人的には気に入っていますが、1点デメリットを挙げるとすれば洗車時が少し面倒くさい点です。

このエアロバイザーは空気循環に特化している為なのか形状的に窓ガラスとの隙間が少なく手が入りません。例えば洗車機などに入れてバイザー内に残った泡や水滴を拭く際には窓を開けないと拭くことができません。

別に窓を少し開ければ良い話なのですが、エンジンを切っていたりするとイチイチ始動して窓を開けないといけないので、地味に面倒なんですよね。

でも見た目が気に入っているのでとりあえずOKとします。

【番外編1】TMスクエア デュアルコアLSD

サーキットを走るならスイスポにはLSDが必須と言っても過言ではありません。むしろ純正オプションでLSDの設定がないのは本当に残念です。

今回追加で取り付けてもらったTMスクエアのLSDですが、元はOS技研のLSDをTMスクエア用に設計しているようで、初代スイスポでもOS技研のLSDを入れていました。

通常LSDには1WAYや1.5WAYなどの設定値のようなものが存在しますが、TMスクエア製のLSDには何故か表記がなく何WAYなのかわかりません。しかし、TMスクエアの社長兼レーシングドライバーである田中ミノル氏が自ら開発に携わっているのでしっかりとした製品であることは間違いありません。

チャタリング音もなく、ミッションオイルさえ定期的にキッチリ交換すればオーバーホールも不要とのことなので、長く使いたい方にもおすすめです。

TM-SQUARE デュアルコアタイプ LSD スイフトスポーツ ZC33S TMLS-M02033
5.0

【番外編2】SWK VSCキャンセラー

VSC(ビークルスタビリティコントロール)による電子制御の介入を遮断する装置となってり、スポーツ走行をする上でも重要になります。

VSCはアンダーステアやオーバーステアなどでタイヤが横滑りし出すと電子制御によって自動的にブレーキがかかったりエンジンパワーを制御して横滑りを最小限に抑える効果があります。

一見すると良い働きをしていますが、サーキット走行では少し違います。

例えばサーキット走行でコーナーを曲がる際、思い描く走行ラインがあると思います。しかしサーキットのような凄まじい負荷がかかる場所ではVSCが介入してくる可能性が高いです。

VSCが介入すれば意図しない場所で突然ブレーキがかかり、エンジンパワーも制御されてパワーが落とされるかもしれません。意図しない挙動になればドライバーも驚くことになり、逆に危険な状況になりかねません。

また、急ブレーキをかけると電子制御で勝手にハザードランプが一時的に点灯しますが、サーキットを周回していると少し煩わしく感じます。

そこでVSCキャンセラーを導入しておけば意図しない電子制御がなくなりスッキリするわけですね!

街乗りや峠では効果はほぼ感じられないカスタムパーツですが、サーキットで限界走行をするならあると便利かもしれません。

【番外編3】Defiブースト計(A1)&コントロールユニット、ピラーメーターフード

個人的にモンスタースポーツを象徴するパーツとして有名なのがピラーメーターフードではないでしょうか。

純正と思えるほどの作りになっており、ブースト系の針が動くのを見ているだけでテンションは爆上がりです。

サーキット走行ではピーク値までブーストがかかるので警告音が結構鳴って煩わしいと感じる人もいるようですが、個人的にはレーシーな演出で気に入ってます。

また、普段乗りでブースト圧が変化があればいち早く異常に気づけるので、車の状態管理としても最適と言えるでしょう。

本当は三連メーター&フードメーターも付けたかったのですが、金銭面的に断念しました…いずれピラーメーターフードと合わせて装着したいですね。

MONSTER SPORT ピラーメーターフードφ60 マットブラック・シボ仕上げ スイフトスポーツ[ZC33S]/スイフト[ZC13S]用 851511-7600M
5.0

まとめ

モンスポの各カスタムパーツを紹介しましたがいかがだったでしょうか。

冒頭でもお話ししたように筆者のモンスポは梅ランクのカスタムですが、ECUチューンや内外装の違いから初代スイスポと比較しても別の車に乗っているような感覚です。

初代スイスポから思っていましたがカスタムした分速くなる本当に楽しい車です。

モンスタースポーツの店員さんも親身になって話を聞いてくれるので、自分の思い描く理想の車を依頼してみるのも良いかもしれませんね。

「でもコンプリートカーは高そうだしな…」というイメージはやはりありますしモノによっては高いです。

ですが、今後カスタムをする予定がある人であれば一度に依頼した方が工賃は安く済みますし、パーツが多ければ多いほど値段交渉で値引きしてくれる可能性も高くなりますので長期的に見ればお得だったりします。

コンプリートカーに限らず今回のカスタムパーツ紹介で一つでも良いのがあったなと感じたら是非取り付けてみてはいかがでしょうか。