サーキット走行を始めたくてスイフトスポーツ(ZC33S)購入から1年乗って感じたメリット・デメリットを紹介

スイスポ(ZC33S)を購入してから1年が経過したので色々と振り返ってみようと思います。

乗り始めてからというもの、スイスポのスポーティで軽快な走りに魅了されて毎週欠かさずドライブしています。

そんな楽しい車だからこそYouTube活動を始めてみたり、頭文字Dの聖地巡礼や人生初サーキット走行などやってみたかったことにも積極的にチャレンジできました。スイスポが私の人生に大きな影響を与えた事は間違いないでしょう。

しかし、どんなに良い車でもメリット・デメリットは存在するものです。車に求める要素は人それぞれ異なりますので一概に良し悪しを語る事は難しいですが、今回は筆者の場合についてお話しします。

筆者の中で車に求める要素はズバリ「速さと軽さ」です。速さで言えばスイスポより上のグレードの車は沢山ありますが、スイスポにしかない魅力にとても惹かれました。

サーキット走行を始めたくてスイフトスポーツ(ZC33S)購入から1年乗って感じたメリット・デメリットを紹介

zc33s_本庄サーキット

【メリット①】超軽量ボディ+ターボによる軽快な加速

スイスポの真骨頂である加速は誰が乗ってもその凄さを実感できるでしょう。

馬力やトルクといった数値だけで見れば新型86、BRZには及びませんが、トルクウェイトレシオで換算すれば加速力はスイスポの方が上です。現代の車は安全装備やらなんやかんやで1t超えはザラですが、そんな中ターボ車で1tを下回っている車はスイスポくらいでしょう。

GT-Rやインプレッサのような4WDの加速には及びませんが、2WDだと思ってアクセルをベタ踏みするとその加速に驚くでしょう。

【メリット②】サーキット走行でも抜群の存在感

スイスポはトルクはあっても馬力が小さい為、最高速度ではやや厳しい部分があります。

つまり鈴鹿サーキットや富士スピードウェイなどのホームストレートが長くて最高速が出しやすいステージではポテンシャルを活かすことができません。

しかし、茂原ツインサーキットや本庄サーキットといったミニサーキットであれば話は別です。加速力はもちろんコーナリング性能も高いスイスポだからこそミニサーキットでは良い勝負ができるはずです。

筆者も本庄サーキットで何度かフリー走行をしておりますが、最初こそタイムを振るいませんでしたが順調にタイムは縮まってきています。この調子でスイスポ最速を狙っていきたいです!

頭文字Dの主人公が乗っているハチロクも非力ながら軽量ボディを活かして峠のダウンヒルを攻めていますが、なんとなくスイスポと似ていて親近感が湧きますね!

【メリット③】豊富なアフターパーツ

他のスポーツカー同様にスイスポはカスタムパーツが豊富です。

モンスタースポーツやTMスクエアのようにZC33Sのアフターパーツをメインに扱っているショップもある程で、個人的にはこれも一つの決め手となりました。せっかく車を買ってもカスタムパーツがなかったら楽しみが減ってしまいますからね。

スイスポはカスタムすればどんどん速くなるポテンシャルを秘めているので、どこか一箇所カスタムをすればその反応が返ってくるのも魅力の一つです。個人的には車高調、ホイール、リアピラーバー(ラルグスがおすすめ)辺りはかなり体感できるのでおすすめです。

スイスポを買ったけどカスタムはしたことがないという方は、簡単なところでも構わないので是非試してほしいですね。

【メリット④】5人乗りだから友達や家族も乗せられる!

スポーツカーと言えば2シーターや2ドアなど基本2人乗りのイメージがありますが、スイスポはコンパクトカーで後部座席はやや狭いですが5人乗りできる家族に優しい車です。

多くの人や物を運べるという点では車としての最低限の役割も果たせています。

「スポーツカー欲しいけどあの車は2シーターだから家族に反対されそうだな」と思っている方はまさにスイスポはおすすめです。趣味の車としても楽しみつつ、家族や友達と大勢でドライブもできちゃうのはスイスポだけです(笑)

zc33s_コクピット

【デメリット①】純正ではスポーツ走行で本領発揮できない

基本的にスポーツカーにはスポーツ走行向けのパーツをディーラーオプションで選べたりするケースが多いです。

しかし、スイスポにはその装備や選択肢がありません。

例えばESP機能の完全解除ができなかったり、スポーツ走行では必要不可欠なLSDが付いていない、オプションでエアロパーツ(なんちゃってエアロはありますがw)やセミバケットシートの選択肢もありません。ホイール幅も6.5jとスポーツカーにしては控えめであり、純正サスでは車高が高すぎてSUVかと思ってしまう程です。

このようにカスタムすることが前提となっており、そのままスポーツ走行すると物足りない部分が出てきてしまうのです。車両価格が安いのだから当然と言えば当然ですが、あくまで本領が発揮できないというだけで純正で走っても楽しめます。

スイスポを一通りカスタムして最低構成の新型ハチロクが購入できるくらいの金額だと考えれば安いのかもしれませんが、社外品を使わざるを得ないのはデメリットと呼べるのかもしれません。

【デメリット②】スポーツカー特有の全高の低さは出せない

やはりハチロクやBRZ、ロードスターなどの隣に並ぶと全高の高さが目立ちます。

そもそもハッチバックなんだから当然なんですが、わかってはいてもなんとなく比較してしまうんですよね。。スイスポはもちろん大好きですが、スポーツカーと言えば全高が低いというのがお決まりみたいなイメージがあるので。

【デメリット③】スイスポカスタム未経験の整備工場が多い?

これまでスイスポのカスタムを色々してきましたが、一番の問題が「カスタムをどこに依頼するか」です。

パーツ持ち込みでの作業はどこも高くなりますが、特に大手チェーンのオートバックスは持ち込みだと工賃も爆上がりします。オートバックスで販売している物なら良いですが、ネット購入したものなら整備工場やチューニングショップを頼るしかありません。

筆者が最初に手を加えたカスタムであるVSCキャンセラーは近場の整備工場などに電話して確認しても「他の車種なら取り付けたことあるけど…」という回答ばかりで、工賃もピンキリですが相場と比較して高めでした。結局1番安い工賃を提示してくれた工場に依頼しましたが、その工場の方もスイスポの取り付けは初めてだと言っていました。

LSDも同様に「FR車なら取り付けたことあるけど…」のようにあまり良い回答が得られず、結局スーパーオートバックス東雲(オートバックス最大手)で取り寄せから取付までお願いしました。

このように近場の整備工場での取り扱いがなくて探すのに手間取る可能性があります。もちろん専門でやってるような所もありますが、少なくとも筆者の近場にはありませんでした。

【デメリット④】ハイオク車

スポーツカーあるあるですが、筆者は元々軽自動車乗り(レギュラーガソリン)だった事もあってかハイオクは少し抵抗がありました。

昨今だと物価高騰でガソリンの値上がりも続いている状況ですので経済的にも厳しいですよね。。

スイスポはスポーツカーでありながら燃費は良い部類(街乗りでは17km/L前後)ではありますが、やはりハイオクはジワジワとお財布に響いてくるなと感じます。

まとめ

zc33s_木陰

スイフトスポーツのメリット・デメリットを紹介しましたがいかがだったでしょうか。

こうしてみるとカスタム関連の内容が多く感じますが、筆者はカスタムやメンテナンス経験がほぼ皆無であるが故にデメリットに繋がってしまっている部分がある為、筆者と同じく「スポーツ走行を始めたいけどカスタムはできない素人さん」に向けた記事になるかもしれません。

また、現行スイフトスポーツ(ZC33S)はフルモデルチェンジの噂が浮上していますが、おそらくこのZC33Sが最後の純ガソリン車のスイスポになると言われています。

次期型の情報はまだ出ていませんが、純ガソリン車でスポーツ走行を楽しみたいのであればZC33Sの購入は急いだ方が良いかもしれません。現在中古車としても出回っておりますが、中々値崩れしていない様子を見ると新車の生産がストップした場合は価格が高騰する可能性もあります。

冒頭でもお話ししたように筆者の人生を大きく変えた車でもあるので、是非ZC33Sを実際に体感してみてほしいです。